秋の味覚といえば、栗!
栗拾いは、大自然と触れあいながら味覚狩りを楽しめる、最高のイベントです♪
この記事では、栗拾いに最適な服装や便利な持ち物、たくさん取るコツなど、栗拾いを楽しむための方法をお伝えします。

子供の頃から栗拾いに行き続けて15年以上、栗拾いマスターの私【うしまる】が、栗拾いのポイントを伝授します!
栗拾いを楽しみたい、
できれば栗をたくさん取りたい!!
そんなあなたは、ぜひこの記事を参考にしてくださいね(^O^)
栗拾いは、大きく分けて2種類あります。
- 小さな子供から安全に楽しめる
「平地」での栗拾い - 小学生以上がオススメ
「山」での栗拾い
この記事で紹介している内容は、「山」での栗拾いを想定しています。
「平地」での栗拾いは、取り方のコツなど一部異なることがあるので、ご了承ください。
★栗拾いマスター【うしまる】は、いちご狩りマスターでもあります(`・ω・´)
いちご狩り歴20年以上の私が伝授する「いちご狩り」のコツは、↓からどうぞ。


栗拾いの基本情報:時期、料金、方法を知ろう!





まずは、栗拾いの時期や方法について知りましょう!
栗拾いの時期
栗拾いの時期は、9月上旬~10月中旬の1ヶ月ちょっと。



けっこう短いんだね!
8月は栗がまだ青い状態で、栗拾いをするには早すぎます。
終わりは10月中旬ごろの農園が多いですが、「栗がなくなり次第終了」だったり、地域によっては11月上旬ごろまで栗拾いを開催しているところも。
10月中旬以降に栗拾いをする場合は、事前に農園ごとの開催時期をチェックしておきましょう(*^-^*)
栗拾いの料金
栗拾いの料金は、おおよそ1,500円前後。
(大人・1kg持ち帰りの場合)
- 入園料300円+持ち帰り代金(1kgで800円)
- 入園料込、持ち帰り1kg付きで1,600円
- 栗拾い1kg+BBQ代金で3,800円
農園によって料金体系が異なり、入園料が別だったり、昼食込みのところもあります。



平均すると、大人ひとり1,500円くらい!
子供料金は、入園料のみ~1,000円前後で設定している農園が多いですが、栗の持ち帰りができない場合もあるので要チェック。
持ち帰り方法も農園によって異なりますが、私が毎年行く栗農園は、入場時に1kg用の袋をもらい、袋が一杯になるまで栗拾いを楽しめます。
農園によっては、好きなだけ拾い放題 → 帰りに欲しい分だけ量って持ち帰る、というところもあるようです。
また、一般的な味覚狩りは「時期が遅いと料金が安くなる」ことがありますが、ほとんどの栗拾い農園は、時期にかかわらず一律料金です。
栗拾いの方法
栗拾いは、名前のとおり「栗の木から落ちた栗を拾う」もの。
熟した栗は、木から自然に落ちてきます。
地面に落ちている栗を拾ったり、落ちているイガの中から栗を取り出すものが【栗拾い】
イガから栗を取り出すときは、イガの両側を靴で踏んで開き、トングや手袋を使って栗を取ると安全ですよ(^O^)



木から落ちていない栗は、まだ熟していません。
無理に取らずに、地面に落ちている栗を探しましょう♪
栗拾いに最適な服装とは


栗拾いの服装は「動きやすくて体温調節のできる服」が基本!
山の中を散策しながら栗を探すため、動きやすい・歩きやすい服装は必須です。
また、栗拾いの時期は、ちょうど季節が夏から秋に変わる頃。
真夏日のように暑いこともあれば、「山だから意外と涼しい」なんてことも。
暑くても涼しくても対応できるよう、体温調節がしやすい服装がオススメです。



栗拾いのOK服、NG服を見ていきましょう!
栗拾いに適した服装
- 速乾性インナー
- Tシャツまたは袖がまくれるシャツ(白色以外)
- 動きやすくて汚れても良いズボン(白色以外)
- スニーカー(できればメッシュ素材でないもの)
- ボディバッグやリュック
汗をかくことがあるので、インナーは速乾性のものを。



ユニクロのエアリズムがおすすめ!
服装は「動きやすくて体温調節がしやすいもの」を選んでください。
長袖シャツなら、袖まくりができるもの。夏日はTシャツでOK!


靴は履きなれたスニーカーで、なるべくメッシュ素材以外の靴(硬めの素材)を選びましょう。
栗のイガを踏んで開くこともあるため、メッシュ素材の靴はイガが当たって痛いです…(;’∀’)
ゴム素材ならイガが刺さらないので、スパイク付きの長靴もいいですね。
栗拾いに適さない服装
- 白い服
- サルエルパンツ
- スカートやワンピース
- ヒール、サンダル、かかとの高いブーツ
- 手提げバッグ
土で汚れることがあるので、白色の服や高価な服は避けたほうが無難。
スカートやサルエルパンツといった「動きに制限がある服」も避けましょう。
ヒールなどの歩きづらい靴や、手がふさがる手提げバッグは、山では危険です!
「登山用の服」を着る必要はありませんが、少なくとも「この服装でハイキングができるか」を考えて服選びをすると良いですよ(*^-^*)
栗拾いの持ち物


栗拾いの持ち物を、「絶対に持っていくべきもの」「あると便利なもの」の2種類に分けて紹介します。
栗拾いに絶対持っていくべき持ち物
- 飲み物
- タオル
- ゴム手袋
- トング(火ばさみ)



この4つは絶対に必要です!
まず、水分補給のための飲み物は必須!
山の中に自動販売機は無いので(笑)、忘れずに・多めに持っていきましょう。
タオルは、汗拭き用・防寒用などに使うため、首にかけられる長さのものを1枚以上持っていきます。
ゴム手袋は、栗のイガが手に刺さらない(痛くない)、水や土汚れに強いため、栗拾いにとっても便利。
軍手でも代用できなくはないですが…イガを持ったときに刺さって痛いので、ゴム手袋が断然おすすめです!
トングは、栗をイガから取り出したり、斜面を上り下りする際の杖替わりに使えますよ(*^-^*)
農園によってはトングを貸してくれるので、貸し出し状況を問い合わせしてから行くのも良いですね。



杖替わりにするなら、長めのトングが便利です!
栗拾いに持っていくと便利な持ち物
- 虫よけスプレー
- ウエットティッシュ
- レジャーシート
- 塩分補給タブレット
- 薄手ジャンパー(ウインドブレーカー)
山の中には虫がいるため、虫刺され防止に虫よけスプレーを持っていくと便利。
ウエットティッシュやレジャーシートは、山中での休憩・食事をする際に使えます。



私はいつも、お弁当を持って栗拾いに行きます!
自然の中で食べるご飯は美味しいですよ~(^O^)
また、汗をかくような暑い日は、塩分補給タブレットがあると◎
飲み物をスポーツドリンクにするのも、ミネラル補給ができるのでおすすめです。
反対に「風があって思ったより寒い…」なんてこともあるので、防風機能のある薄手のジャンパーを持っていくと、万が一寒くても困らずに済みますよ(*^-^*)
栗をたくさん取るためのコツ


せっかく栗拾いに行くなら、たくさんの栗を見つけたいですよね!
栗をたくさん取るためのコツを、【予定編】【探し方編】の2つに分けて紹介します。
栗をたくさん取るためのコツ【予定編】
栗拾いでたくさんの栗を取るためには【栗拾いにいつ行くか】が大切です。
栗拾いをするのにベストな条件は、以下の3つ。
- 風が強い日の翌日
- 当日の天気が晴れ または 曇り
- 午前中
それぞれ解説していきますね。
風が強い日の翌日
風が強く吹いた日は、栗のイガが落ちやすいです(^O^)
風が強い日の翌日に栗拾いをすることで、栗をたくさん取れる可能性が上がりますよ♪
前日・当日ともに晴れている日がベストです!
当日の天気が晴れ または 曇り
栗拾いを予定する日は、天気予報が「晴れ」または「曇り」の日を選びましょう!
暑すぎず、適度に涼しい日がベストです。
雨でも栗拾いができる農園もありますが、服が汚れたりケガをする可能性があるため、オススメしません。
大雨や強風の日は危険なので、栗拾いに行くのはダメですよ!
午前中
栗拾いに行くなら、午前中、できれば朝のうちがベスト。
他の人が栗を拾いきってしまう前に、たくさん取っちゃいましょう!
また、栗拾い農園は夕方早いうち(だいたい16時ごろ)に閉園してしまいます。
午前中に行くことで、時間に余裕を持って栗拾いを楽しめますよ(*^-^*)
栗をたくさん取るためのコツ【探し方編】
栗拾いでたくさんの栗を取るには、「どこの場所でどう探すか」も大切。
探し方によって栗拾いの難しさが変わるため、難易度レベル別に紹介していきます(^O^)
レベルが高いほうが大変なぶん、栗をたくさん取れる可能性が上がりますよ♪
レベル1:栗の木の下を探す
レベル2:草や落ち葉の中を探す
レベル3:斜面を探す ※大人向け
詳しく見ていきましょう!
レベル1:栗の木の下を探す
栗拾いで栗を見つける基本は「栗の木の下を見る」こと。
当たり前ですが…栗は、栗の木の下に落ちてきます。
栗の木がないところに栗は落ちていないので、上を見て「栗の木があるか」を確認してから栗を探しましょう。
特に、【たくさんのイガを付けている、大きくて立派な栗の木】が密集しているところは最高です!
栗が落ちている可能性も高いので、狙って探しましょう♪
レベル2:草や落ち葉の中を探す
地面に栗が見当たらないときは、草が生えていたり、落ち葉が溜まっているところを探してみましょう。
一見、何もないように見えても、草や落ち葉の中に栗が隠れていることは多いんですよ♪



草や葉っぱを手でどけて、隠れている栗を見つけましょう!


イガや枝でケガをするといけないので、必ずゴム手袋を付けた手で探すようにしましょう。
また、草や落ち葉の中は、地面が湿ったままなことも多く、何日も隠れていた栗は腐っていることも。
拾った栗は、よくチェックしてから持ち帰りましょう。(栗の見分け方は次の大章にて紹介)
レベル3:斜面を探す
この方法は、少々危険を伴います。
場合によってはケガをすることもあるので、小さな子供や体力に自信のない方、足腰を痛めている方は実践しないでください。
また、この方法は自己責任で、十分に気を付けて行ってください。
山での栗拾いは、比較的平坦な道で栗を探す人が多いです。
そのため、坂や斜面になっているところ(他の人が探さないところ)を探してみると、たくさんの栗が残っている可能性が高いんです(^O^)
探す方法は、レベル1、2のコツと同じ。
栗の木が密集しているところで、草や落ち葉の隙間を探してみましょう!
運が良ければ、1箇所で袋いっぱいの栗を拾うことができますよ♪


- 足場を確保してから探す
- ぬかるみ、地面が見えないところは足場にしない
- 周りをよく見て動く(枝やクモの巣に注意!)
斜面を上り下りする際は、安全第一で!
トングを杖替わりに使うと、体が安定してとっても便利です(^O^)
美味しい栗の見分け方


せっかく栗拾いに行くなら、美味しい栗を持ち帰りたいですよね!
できるだけ状態の良い栗を持ち帰るためにも、栗の見分け方を知っておきましょう。
- 変色がない
- 皮が濃い茶色
- 穴が開いていない
- 皮にハリ・ツヤがある
- 皮がベコベコしていない
- ふっくらして丸みがある
- ずっしりとした重みがある
まずは栗の色を見て、きれいな濃い茶色のものを選びます。
黒く変色しているものは腐っている可能性があり、白や薄い茶色の栗は、まだ若くて未熟。
穴が開いている栗も、虫食いの可能性が高いのでやめておきましょう。
栗の質感は、皮が硬くハリがあるもの、丸みや重みがあるものを選びます。
ポイントを押さえて栗を選べば、美味しい栗を持ち帰ることができますよ♪
コツを知って、栗拾いを最大限に楽しもう!
栗拾いは、自然とたっぷり触れ合えて、新鮮な栗を持ち帰ることができるイベント。
普段はなかなか見れない花や植物、生きものと出会えたり、時には動物に会えることも…!
※野生動物と出会ったときは、安全のため、遠くからそっと見るだけにしましょう(*^-^*)


美味しい栗をたくさん取って、栗拾いを存分に楽しむためには、ここでお伝えした「コツ」が重要。
コツを押さえて、安全にも気を付けて、ぜひ栗拾いを満喫してくださいね(*^-^*)♪



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